「フェスティバルホール」
当協会は2月25日に、リニューアルなった「フェスティバルホール」がある「中之島フェスティバルタワー」ビルの見学会を開催した。参加者は29名。 昭和33年、芸術性の高い演奏会を開催するにふさわしいホールがなかったわが国において、国際的な音楽祭を開催できるホールとして、中之島にフェスティバルホールが誕生。その優れた音響を誇る同ホールは、その後クラシック音楽にとどまらずポピュラー、ジャズ・ロックから能、狂言などあらゆるジャンルの舞台として、多くの感動の歴史を刻み込んできたが、2008年末に建て替えのため一時閉館。 今年春に新フェスティバルホールとして生まれ変わった。“天井から音が降り注ぐ”と称された音響特性や、舞台間口30m、2,700人収容のスケールはそのまま。1階正面ロビーの豪奢なシャンデリアや真紅のカーペットも旧ホールの伝統を継承し、華麗な非日常空間を作り出している。 こけら落とし公演は「第51回大阪国際フェスティバル」の一環として4月10日にフェニーチェ歌劇場のガラコンサートで因みにBOX席で2.2万円。翌11日の歌劇「オテロ」ではBOX席5.2万円と超高額コンサートでのオープニングだ。 |